精神科訪問・看護は、退院された方、外来通院されている方またはその家族を対象に、地域で安心して生活するためのサポートを、医療を通じて行うサービスです。
精神保健福祉士、看護師、准看護師が定期的にご自宅に訪問し、日常生活の相談・援助を行います。
・生活のリズムがつかめない
・予定通りに外来通院ができず、入退院を繰り返してしまう
・薬がきちんと飲めない
・人と話をしたり、外出するのが怖い
・身の回りのことや食事の用意ができない
・病気のことや自分の悩みを話せる相手がほしい
・家族や周りに自分を理解してもらえない
・地域の福祉サービスを利用したい
・家族として、どんなふうに接したらよいかわからない
・病気についての疑問や不安、悩みをお聞きします
・1日のスケジュールを一緒に考え、守られているかをチェックします
・薬を飲み忘れないような工夫を考え、きちんと服薬できているかをチェックします
・地域で活用できる福祉サービスの利用援助を行います
・調理、掃除、洗濯などの日常生活の援助やアドバイスをします
・家族関係や対人関係について、調整やアドバイスをします
訪問看護を利用するには、医師の指示書が必要です。まずは主治医、病棟看護師、外来看護師にご相談ください。
利用回数や実施時間は、症状やご希望に応じて主治医と相談して決めておりますが、週3回を限度(退院後3ヵ月以内は週5回)とし、早朝や夜間には利用できません。標準的な実施時間は、30分から1時間程度です。
医療サービスのため、各種健康保険が適用となります。また、申請により自立支援医療制度を利用することができます。詳しくは相談室までお問い合わせください。