当院の外来での集団精神療法は、前回の第14クールをもちまして開催終了となります。

継続開催について熟慮しましたが、運営上の都合、どうしても開催困難であると判断しました。

当院の外来での集団精神療法は、2015年8月、第1クールが開始されました。

最初のクールは、1回60分、12セッションでした。

9名の方が登録、参加されました。

その後、時間やセッション数といった構造など調整と変更をしながらクールを重ねてきました。

集団精神療法は、病院全体の外来診療に比べると、こじんまりとしたグループワークです。

地域が山火事に遭っている中でも、

新型コロナウイルスがまだ未知のウイルスで猛威を振るっていたときでも、

ときに会場を変え、ときに開催の延期や期間と時間の短縮をしながら、細々と続いてきました。

決して多くの方に適応し「うける」ようなグループではないですが、

クールを重ねる中で、結果的に多くの方に参加してもらいました。

参加者の皆さまに支えられて、ここまで継続できたことを感謝いたします。

また、参加者の皆さまがそれぞれの課題や苦しさを持ちながら、

主体的な目的意識を持って参加してくれていたことをうれしく思うとともに、

グループを通していろいろな方に出逢えたこと、ありがたく思います。

参加された方にとって、少しでも意味があったと思える経験となっていることを切に願います。

また何か形を変えながら、いつか開催・運営ができたらと考えております。

そのときには、またあの場所で（場所は違うかもしれないけれど）こじんまりと、逢いましょう。

最後に、

外来DPPは継続します！

今、9/5開始の第29クールの募集・事前面談中です。

まだ席があります。関心のある方は早めにお近くのスタッフにお声かけください！

心理室ばかり連投した記事になってしまいますが。

先週13日、集団精神療法の第14クールが終わりました。

1クールが約4か月、16週にわたるコースでした。

開始時は3月でまだ桜が咲いている時期でしたが、終了時はセミが鳴き始めています。

ご縁があってご一緒し、最後まで頑張って参加した皆さん、

大変お疲れ様でした。

やり遂げた先に、何か心の中に残っているものに気づけたら幸いです。

それは明確な発見やコミュニケーションスキルではないかもしれません。

単純な良いものとも限りません。

漠然とでも、何か感じていることに対し、

目を向け、耳をすましてみてください。

次の集団精神療法は、10月頃開催の見通しです。

またDPPの次クールは先の案内の通り、9/5に開始されます。

関心のある方は、お近くのスタッフや主治医にお声かけください。

梅雨も後半になってきました。『夏の暑さも一休』と言えますが、この時期が一番雨による災害が起こりやすいとも言われています。

急に強い雨が断続的に降ることもあります。皆さん、お気をつけてお過ごしください。

DPPの募集開始

青木病院では、定期的に外来で認知行動療法に基づいたグループ療法を開催しています。

私たちは、『認知（考え方のクセ）』を通して物事（出来事、他人、自分など）を捉えています。

この『認知』が極端であったり、その偏りが大きくなると、生きづらくなります。

DPPでは、自分にどのような『認知』があるのかについて、グループ内の話し合いや簡単な宿題を通して振り返っていきます。

また、今回のDPPでは前回と同様に、『自分への思いやり』をテーマにセルフチェックやワークを実施する予定です。

DPP第29クールの日程

次のDPPは、9/5（木）～10/24（木）毎週木曜日　10:00～11:30　で実施することが決まりました。

関心がある方は、当院の医師、または病院スタッフまでお声がけください。

再参加の方へ

　・　前回の第28クールに参加された方は、今回は参加できません。ご了承ください。
　・　第28クールよりも前に参加されたことがある方は、第29クールに参加できます。
　・　過去のDPPとは内容が異なっています。