青木病院

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スタッフブログ

スタッフブログ 【心理室】

  DPP(うつ病再発予防プログラム)のご案内  (投稿日:2021年4月8日 )

萌黄色の山々や菜の花を見ると、春が来たんだなぁと改めて実感します。

みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

暖かな日々のなかにも、時折朝夕ぐっと冷え込む日があります。風邪をひかぬようお気を付けください。

 

DPPとは? 認知行動療法とは?

今回、第22クールのDPP(うつ病再発予防プログラム)開催日程が決定したのでお知らせします。

青木病院では、定期的にうつ病再発予防を目的としたグループを開催しています。

「うつ病」と診断された方でなくとも、医師の意思があれば参加できます。

このグループは、認知行動療法を取り入れています。

私たちは、さまざまな「考え方のクセ(認知)」を持ってます。知らないうちに自分をつらい状況に追いやっているかもしれません。認知行動療法では、簡単な宿題などに取り組んで頂きながら「考え方のクセ」を振り返っていきます。

 

このDPPを通して、みなさんが生活の中で感じているつらさや困難さが少しでも軽くなって頂ければと思っています。

※ グループ内で話された秘密は守られます。

 

参加までの流れ

DPPは当院で診療を受けている方に限りご案内しております。

参加については、当院医師またはスタッフまでお申し出ください。

説明を聞くだけでもOKです!

グループ開始までに担当スタッフとの面談をして頂きます。

医師の判断や治療の状況などによっては、参加して頂けない場合があります。ご了承ください。

 

料金について

DPPは医療保険が適用となります。詳しくは、医師またはスタッフまでお問い合わせください。

 

開催日程

こちらの表をご参照ください。

DPP日程(第22クール)

ひと続きのプログラムとなっています。多く欠席されると内容の理解が難しくなる可能性があります。

ご注意ください。

 

  集団精神療法、第8クールが終わりました。  (投稿日:2021年3月30日 )

年度末です。

今年は桜の開花が早かったので、

ちょうど今頃あたりまでが桜の見ごろになるでしょうか。

卒業式、終了式、定年退職など、

年度末といえば「別れ」というイメージがわく方も多いと思います。

 

年によって違いますが、

桜は私たちの文化にとって、年度末の別れ、または年度初めの出会いに、

文字通り「花を添えて」くれます。

 

「別れ」はたいてい、寂しく、ときに受けとめがたいほどつらいものですが、

同時に「出会いの準備」を意味していることを、

桜は私たちに思い出させてくれるように思います。

また人からの受け入りですが、

「大きな(つらい)別れ」は、

それだけ自分の人生にとって「大きく、深く、濃い出会い」があった証であると言えそうです。

 

さて青木病院の心理では、

先日、集団精神療法第8クールが終了しました。

参加メンバーの方々にとって、どんな出会いと別れになったのか。

少しでも心に残る体験となったことを願います。

 

この後は、DPP(うつの再発予防プログラム)の第22クールが始まります。

今回から木曜日の午前となります!

開始は、5月13日(木)と決定しました!

詳しくは次のブログで紹介しますが、

案内・募集を開始しております。

関心のもたれた方は、主治医やお近くのスタッフにお尋ねください。

  自然に目を向けてみると  (投稿日:2021年2月22日 )

寒暖の差が激しくなっています。

2月としては記録的な暖かさがやってきて。

とはいってもまだ2月。

本格的な春がきたわけではなく、急に寒い日がきたりもします。

外出のときにはどのくらい着こもうか、

寝るときはどのくらい布団を重ねようか、

・・・迷いますね。

 

寒い日はまだまだ寒く、「1年で一番寒い時期だからなあ」と自分に言い聞かせたりします。

でも確実に太陽は高くなり、日は長くなっています。

鑁阿寺のお堀のカモは子ガモが連なって(?)にぎやかになり、

そういえばこないだメジロを見ました。(たぶん・・・)

 

動物も植物も詳しくないのですが、

自然や季節の変わり目を感じとることができれば、

もっと「今」を楽しむことができるのではないかと思いました。

  良い年になることを願って  (投稿日:2021年1月14日 )

年が明けました。

Covid-19の猛威は、年末から一段と厳しくなり、

年が明けたことをおめでとうと、言ってよいのか・・・。

大変ななか、新年を祝う言葉は不謹慎ではないのか・・・。

 

そんなことを気にしてしまうほど、

現在の状況は(足利市内や栃木県内を見回しても)、緊迫した状況にあると言えます。

みなさまもそれぞれの事情を抱えていると思います。

高齢であったり、持病を抱え、感染の不安を感じながら日々過ごしている方もいると思います。

深刻な経済的不安に対し、どうやって乗りきるか、頭を抱えている方もいると思います。

 

感染者数の減少や、十分な数のワクチンが入ってくるなど、

明るい兆しが見えてくることを切に願っています。

 

感染防止のため遠ざかってしまった、親せきや家族、旧友たちなどと、

直接に顔を会わせ、同じ場で食事をし、

ときには実際に手を取り合い、互いに歳をとったと笑い合い、

来年も必ず元気に会おうと約束する・・・。

そうやって「会う」ことが推奨される状況に、

早くなることを切に願っています。

 

ただ、こんな状況だからこそ、

会いたい人に会うことの大切さが今まで以上に感じられるようになりました。

 

きっとまた会える。

昨年より良い年になる。

それを信じて! 明るく! 言いましょう!

 

 

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

  DPP第21クールが終了し、集団精神療法第8クールへ  (投稿日:2020年12月10日 )

今年は大変な1年でした。

新型コロナウイルスが少し収まったかと思ったらまた広がり、

医療機関としては、感染防止のために大変な緊迫感が持続しています。

そして気がつけば12月・・・

(いやいや毎年「気がつけば12月」って言っているかもしれないですが)

 

みなさまは、どんな1年だったでしょうか。

不安の1年、我慢の1年、大変だったという人もいるでしょう。

でもなかには、外出や対人関係が苦手で、

「実はほっと一息つけた」と思っている人もいると思います。

 

さて当院の心理室では、

先日、DPP(うつの予防プログラムのグループ療法)の第21クールが無事終了しました。

参加の皆さんは、それぞれの目的に向かって意欲的に参加してくれていました。

次は、年明けの1月9日から、集団精神療法の第8クールが始まります。

引き続きコロナ対策で、人数や回数、時間をいつもより制限して行います。

(それでも状況次第で、途中で開催中止となる可能性もあります。)

 

まだ厳しい状況は続きそうですが、

こんなときこそ、少人数のグループで語りたい!聞きたい!という思いのある方は、主治医やお近くのスタッフにお問い合わせください。

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