青木病院

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スタッフブログ 【心理室】

  集団精神療法の第12クールの日程が決まりました!  (投稿日:2023年1月30日 )

年が明け、例年長く感じられる1月もいよいよ終わりです。

慌ただしく?、ぼんやりとしているうちに? 今年も始まりました。

皆さま、よいスタートが切れたでしょうか。

 

さて、心理室では集団精神療法の第12クールの開始日が決まりました!

3月4日(土)から、毎週土曜の午後、4か月のクールです。

 

事前面談の予約が始まりました。

関心のある方は、主治医またはお近くのスタッフにお声掛けください。

  確かにそこにいた  (投稿日:2022年12月27日 )

先日、集団精神療法第11クールが終了しました。

参加された皆さんは、それぞれの事情(症状や状況など)を抱えながら、目的をもって集まっていました。

抱えている何らかの事情によって、残念ながら最後までご一緒することがかなわなかった方もおりましたが、

そうした方々も、参加によって少しでも自分のコミュニケーションの特徴や人生のこと、考えるきっかけとなり、または気分転換となっていたなら幸いです。

 

そして、縁がありご自身の努力もあって、最後まで参加された方々にとっては、より大きく特別な体験が詰まっていたと想像します。

それだけ他メンバーやグループと「濃い」かかわりになり、別れやグループの喪失の味が、強く濃く感じられるはずです。

ときには、痛みと感じられるほどに。

 

強すぎる別れと喪失の味に、痛みを感じてしまうときには、思い出してほしいです。

「確かに(自分は)そこにいた」

他メンバーから影響を受け、他メンバーに影響を与える存在として、存在したと。

この痛みは、それが幻でなかったことの証拠であると。

そんな風に自分に声をかけてあげてください。

 

私は、甘酸っぱい?ほろ苦い? 味をのどの奥に感じながら、空席となった椅子の輪を眺めます。

 

第11クールの皆さま、お疲れ様でした。

ご縁があれば、またあそこで会いましょう。

  DPP終了と次回の予定  (投稿日:2022年11月16日 )

段々と朝夕冷え込むようになりました。朝方は霧も出るようになってきたので、車の運転をされる方はくれぐれもお気をつけください。

 

すこし時間が空いてしまいましたが、DPP第25クールが先月末で終了となりました。

参加された皆様、大変お疲れ様でした。

DPPは認知行動療法に基づいて、自分の『考え方の癖(認知)』を振り返るグループ・プログラムです。

参加された方々は境遇こそ違えど、『考え方の癖』やその根っこの部分は不思議と共通している点がありました。

今回のDPPはこのような点について、批判ではない率直な意見交換ができ、グループ・プログラムの良さが表れていたと思います。

参加された皆さんに、感謝申し上げます。

 

次のDPP(第26クール)は、来年初春の開催を予定しています。過去に参加された方の再参加も可能です。

直近の第25クールに参加された方は、今後の第27クール以降であれば参加できます。

次のDPPは開催日程が決まり次第、院内ポスター、スタッフブログでお知らせします。

  この秋はよく晴れるか  (投稿日:2022年10月19日 )

10月も半ばを過ぎました。

暑かった残暑が数回の台風の近づきと共に終わった

・・・と思ったときにはもう、朝晩には秋の深まりを感じます。

 

COVID-19の感染拡大の問題(&対策の大変さ)、

大雨による各地の災害、

難しい状況の日本経済、

終わらない戦争・・・

国内外を見渡せば、なかなかすっきり明るくとはいかないことが多いように思います。

 

せめておだやかな秋晴れが少しでも長く続くことを、

感染症の問題が比較的静まっている期間が少しでも長く続くことを願います。

この秋には、すっきり明るい「秋晴れ」の日がたくさんありますように。

 

治療のことも生活のことも、

みなさんの日々のがんばりや積み重ねてきたものが、たくさん実りますように。

  どこがちがう? 「DPP」と「集団精神療法」  (投稿日:2022年8月5日 )

青木病院の2つの(外来)心理グループ、「DPP」と「集団精神療法」。

現在、初めての同時期開催で、2つとも募集と案内をしております。

今回は、よく質問される、二つのグループの共通点・相違点について簡単にお伝えします。

 

まず日程のこと。

「DPP」は毎週木曜日10:00~11:30 開始は9/1(木)

一方「集団精神療法」は毎週土曜日 14:00~15:30 開始は9/3(土)

回数も、「DPP」8回、「集団精神療法」(4か月程度)、と異なります。

 

内容について。

「DPP」は、認知行動療法の考えをつかって自分の考え方のクセを知り、修正をねらうもの。スライドを見たり、ワークをやったりと、学習寄りのグループワークです。

「集団精神療法」は、広く自分の考えや気持ちに目を向けること(洞察)、対人関係の練習をねらうもの。完全なフリートークスタイルです。

 

特徴と売りにしていること。

「DPP」は、グループのねらいが分かりやすい。論理的に考えることが好きな人、具体的な考え方を学んで身につけたいにおススメ。

「集団精神療法」は、そこで起こるやりとりや情緒に焦点を当てる。ゆっくりじっくりが合っている人におススメ。

 

どちらも保険がききます。どちらも事前に面談があります。

どちらもまだ空きがあります!

気になる方はぜひ、主治医かお近くのスタッフにお声かけください!

 

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