青木病院

精神科、児童精神科、老年精神科、
心療内科、内科、小児心療科
スタッフブログ

スタッフブログ 【心理室】

  「大事に生きる」をみつめて  (投稿日:2018年7月9日 )

西日本では大変な水害にみまわれています。

亡くなった多くの方のご冥福を祈るとともに、

行方不明になっている方の無事が、少しでも早く確認されることを祈ります。

 

私たちはつい、「生きている」ということを当たり前と思ってしまい、

なかなか意識しづらいものです。

こういうときこそ、命のありがたさを振り返り、

「大事に生きる」ようにしたいものです。

 

青木病院では先週の土曜日で、

DPP(うつの予防プログラム)、第18クールを終えました。

参加した方々にとって、

「大事に生きる」ヒントが少しでも得られる体験であったことを願います。

 

思えば「大事」という漢字は、「おおごと」とも読めますね。

生きることって、当たり前じゃなく、「おおごと」なのかもしれない。

私たちは「おおごと」を生き抜いているのかもしれないですね。

 

青木病院の次の心理グループは、集団精神療法です。

9/1(土) 開始に決定しました。

よかったら「大事に生きる」を一緒にみつめましょう。

  暑い日には  (投稿日:2018年6月29日 )

カノン毎日30℃を超える暑い日が続いていますね。そんな日には、DVDをレンタルし涼しい部屋で映画鑑賞などいかがでしょうか?

最近、2016年に公開された「カノン」という映画を見ました。

アルコール依存症のセミナーなどで公開されたこともあり、一部で話題となった映画です。母と三姉妹、そして家族の再生がテーマで、鈴木保奈美さんがアルコール性認知症の母を演じています。

アルコール性認知症というのは、お酒を多量に飲み続けたことにより、ビタミンB1欠乏などの栄養障害や脳血管障害・脳萎縮が起こり、その結果発症する認知症です。認知症というと、高齢になると心配が増えるイメージですが、アルコール性認知症は慢性的なお酒の多量摂取によって若い人にも起こり得るそうです。

『許して下さい。あなた達のお母さんは生きています。』

三姉妹は祖母からの手紙で死んだはずの母の存在を知ります。19年前、なぜ母は姿を消し、なぜ約束を守ってくれなかったのか・・・?

カノンの音楽や富山の美しい景色にも魅了されました。

そして、アルコール依存症という病気の悲しさ、一人での断酒の難しさを、とてもとても感じさせられました。

皆さんも機会があればぜひ、ご覧になってみてください。

  さくら通り自己理解ワーク第7クールの日程が決まりました!  (投稿日:2018年5月7日 )

5月になりました。

新しい生活が始まった人も、そうではない人も、

新年度にようやく慣れてきた頃か、

がんばった分の疲れが出てきている頃かと思います。

 

今日は、

さくら通りクリニックデイケアとの共同開催している、

「自己理解ワーク」のご案内をします。

小グループで、会話を通して、自分の気持ちや考えを知っていく。

考え方の特徴やクセに気づき、(緩める必要があれば) 緩めることを目指す。

または、人との会話の練習をする。

そんな自己理解ワークも、次回で第7クールとなります。

開始は、6/13(水) と決まりました!

(第2第4水曜日、計8回が1クールです。)

リピーターも、新規参加も歓迎です。

関心のある方は、主治医またはお近くのスタッフにお声かけください。

 

  DPP(うつ病再発予防プログラム)のご案内  (投稿日:2018年3月30日 )

すっかり動物や植物たちは春に目覚めて生き生きとしていますね。

最近では暑く感じる日もあり、早くも夏の気配を感じた方もいらっしゃったことでしょう。

一方で、まだまだ夜は肌寒い日もありますので、お体を気をつけください。

sakura_fubuki

さて、3月は年度の変わり目で、卒業式なども行われる季節です。

皆さんのなかには4月から生活が大きく変わる方もいるのではないでしょうか。

自分が望んでいた変化であったとしても、環境の変化は人間に大きなストレスを与えます。

生活が変わらない方でも、変わらないことに対する不安を抱えている方もいらっしゃると思います。

今回は、そのようなストレスや不安についても取り扱うグループ療法を改めて紹介したいと思います。

 

青木病院では、DPP(うつ病再発予防プログラム)を定期的に実施しています。

これは、うつ病の方を対象とした集団実施の認知行動療法です。

グループワークや宿題を通して、皆さんの考え方のクセ(認知)を検討していきます。

4月21日(土)より開始予定で、毎週土曜日(途中、祝日などで休みあり)で全10回のプログラムになっています。

 

DPP18クール

 

新しい生活、あるいは今の生活のなかで自分を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

ご興味のある方は、診察時に主治医にお申し出頂くか、お近くの病院スタッフまでお問い合わせください。

  DPP(うつ病再発予防プログラム)のご案内  (投稿日:2018年2月23日 )

寒い日々のなかにも、少しずつ暖かな日差しが感じられるようになってきました。

昼夜の温度差がありますので、インフルエンザなども含めて、皆さんお気をつけください。

 

 

さて、今回はDPP(うつ病再発予防プログラム)の案内をします。

青木病院では認知行動療法に基づいたグループ療法を定期的に実施しています。

今回は、第18クールとして以下の日程で実施予定です。

 

DPP18クール

 

毎週土曜日、14:00 ~ 15:30 全10回 のプログラムです。

参加された皆さんの“考え方のクセ”に焦点を当て、日々の振り返りや今後の生活についてグループで考えていくものとなっています。

興味関心がある方は、主治医または病院スタッフにお申し付けください。

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