予定表のアップが遅くなってすみませんでした。
支援センターでは現在、『タオルの袋詰め作業』に精を出しています。
年末年始のごあいさつや、お引越しのごあいさつに使われるタオルに「のし」を巻き、ビニール袋に入れるお仕事です。作業自体は単純なものですが、見栄えを良くするためには、のしが曲がらないことはもちろんですが、適度に膨らみを持たせたり、のしの上下からタオルが見えるようにセットするなど、いくつかの留意点があるため、慎重に取り組んでいます。
現在のようにタオルがご挨拶時に使われるようになったのは、いったいいつ頃からなのでしょうか?
ちょっと、調べてみました。その昔、江戸時代の年始参りには「手ぬぐい」を持っていく習慣があったようです。手ぬぐい配りの行為自体は、歌舞伎役者が自分の考案したデザインを染めた手拭いを贔屓筋に配ったことが始まりみたいですね。それが、使い勝手の良いタオルに変わり、今現在も関東地方を中心に習慣として残っているようです。
以前は白地に企業の名前の入ったタオルが一般的でしたが、今はピンクや水色などきれいな色がついたものも多く出回っており、袋詰めの作業も飽きずに行うことができています。
いずれにしても、たかがタオルとはいえ、人と人をつなぐという大事な役割を持ったアイテムです。心をこめて袋詰めを行っていきたいと思います。
今年もあとわずかとなりました。皆様のご協力をいただき、本年も無事に終えることができることを心から感謝申し上げます。(気持ちを込めた見えないタオル、受け取っていただけましたでしょうか?笑)